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大一大万大谷
24 . March
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13 . May
時代系のジャンルでは誰でも一度は通る前世もの。
たとえば戦国の記憶を持ちつつ現代社会で学生してたりリーマンやってたりとか。

でも今回はちょっと逆の発想をしてみましょう。

前世というものを設定するなら、戦国時代に生きてた時よりさらに前世もあるはず。
あの時代がスタートとは限らないわけで、もっと昔にふたりはどこかで出会っていたんじゃないかしら。
そう、一万年と二千年前から...。

というわけで、佐和山縄文編です。
左近と殿in縄文時代、竪穴住居で同棲。
殿が家事をして、左近が狩猟に出かけます。

左近「じゃあミツナリさん、狩りにいってきますよ。」

殿「ああ。帰ってくる頃にはうまいどんぐりパンが焼き上がっているからな。
  たのしみにするがいい。」

左近「はははは。ミツナリさんのどんぐりパンはいつも黒こげじゃあないですか。」

殿「なっ、今日こそは!今日こそはうまく焼き上げてみせるのだよ!!」

左近「わかりました。楽しみにしてますよん。
   左近も大きなイノシシ、狩ってきますからね。」

殿「サコン...気をつけて。」


でも左近は、それきり帰ってはきませんでした。
一緒に狩りに出たユキムラの話では、山で一番大きなイノシシを狙おうとして
崖から転落したそうです。
崖の下を探しても、サコンの姿はとうとう見つからなかったのです。


「サコン...どんぐりパン、ふっくら焼けたのだよ...
 はじめて焦げずにふっくら焼けたのだよ...
 それなのに、なのに、痴れ者め...」


それからもミツナリはサコンを待ち続けたのでした。
ふたりが暮らした、佐和山の竪穴式住居。


戦国で再会したとき、縄文の記憶はもうふたりにはなかったけど、
左近が「たぬき狩り」とか「画餅」とかいう度になぜだか
ドキっとする殿だといいな。ドキっと...土器だけに。



これ思いついたときには、
“すっげぇおもしれぇぇぇ!!!この発想、我ながら神!!”
...って思ったけどいまこうして文章にしてみて
それが深夜のテンションだったことを思い知りました。
調子に乗った戒めとして晒しあげておきます。
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